当社では、皆さんが日頃あまり目にする事のない工場内・浄水場内・発電所内で利用される制御盤・計装盤という製品を製作しています。施設内において管理される温度や流量、圧力を測るセンサーからの情報を入力信号にして自動運転、オートメーション化を実現しています。
制御盤・計装盤は、センサーからの情報を集め、コントロールセンターと呼ばれる中央監視室にデータを送信したり、運転の指示をバルブやポンプに伝え稼働させる役割を担っています。
計装盤の中には、タッチパネルや警報ランプ、スイッチ、ボタン類が正面に実装され、直接バルブやポンプの運転操作(運転・停止)を行う事ができる製品もあります。
大きさ、形状も設置場所や使い方・収容機器に合わせて様々となり、デスクのような形状から、高さ2mを超えるサイズの製品まで、製作しています。
全ての製品が、お客様のプラント設備、生産プロセスに合わせたオーダーメイド製品です。
図面を描く(設計業務)⇒外注業者(板金・塗装業者)に筐体製作を依頼⇒組立・配線⇒検査⇒納品という流れで進めます。
お客様の業種・設備毎に異なる制御プロセスを理解して、採用する制御システム機器仕様を
調べながらの作業となり、地味な仕事も多いのですが、何もない所から形成される製品は「ものづくり」の醍醐味です。
私は二代目となりますが、業界未経験で入社した当時は社員の高齢化が進んでいました。
高齢世代ほど仕事は目で盗むものと育てられており、マニュアル化・部下育成には不得手だと感じました。
そこで、ベテラン社員とのOJT期間(一緒に仕事を行う時間)を長く確保するために、若い世代の採用活動に着手しました。当時の新入社員も今では中堅社員として、ひとりひとりがプロ意識をもって業務を遂行し、会社全体を盛り上げ活躍しています。
ちょっと前に、工場夜景が流行った事がありましたが、実際にお客様のプラント内、発電所内に入る機会は多く、興味のある方にはお勧めの仕事だとおもいます。
技術の習得にはそれなりの期間を要しますが、70歳を超えても働いてもらっているベテラン社員もおり、定年後も長い期間働く事の出来る職場環境を用意しています。
ご応募お待ちしております。
鈴木 博明設計技術者 技術部 部長 1992年入社 詳細はこちら | |
舩木 裕仁設計技術者 2013年入社 詳細はこちら |
金子 良隆組立配線技術者 2009年入社 詳細はこちら | |
松倉 慎吾計装盤検査技術者 2013年入社 詳細はこちら |